iPhone4S発売日に入手できるというのに、その翌日まで広島出張だったために本日ソフトバンクで機種変更をすませた。入店から1時間半後に手続きが開始され、2時間後にはもう終わっていた。
iPhone4Sを手にした第一印象は、さほど驚きの無いものだった。デザインも機能も高度に洗練されていて、使いやすさを徹底的に追及しているから、あまりにも自然に「入ってきた」という印象。それともう一つは、MacOSをLionに、iOSも4から5に、そしてiPhone3GsからiPhone4Sへという3つをほぼ同時に変更したために、すばらしい変化を個別にとらえられていないということもある。
カメラはきれいに撮影ができた。この分だとといつも持ち歩いているGR-DigitalIIは出番が少なくなるかもしれない。iCloudも体験できた。「たったこれだけ?」の設定で先ほど撮影した写真がMacbookでもiPadでも、「前からあったかのように」見ることができた。FaceTimeもいとも簡単にテレビ電話ができてしまった。どれもマニュアルを見ずに。
困ったことは肝腎のMacbookのハードディスク空き容量がきわめて少ないこと。iPhone4SもiPadも64GBなので、バックアップできなくなってしまった。結局、写真と音楽データを同期させないように設定してから一度同期させ、その後でiOS5へアップデートし、最後に改めて写真と音楽データを再同期させなければならなかった。外部ハードディスクを購入するタイミングだ。
それにしてもパッケージが良い。上蓋がぴったりの大きさだから空気が入り難く、ゆっくりあけることになる。これは「儀式」の始まりにふさわしい。以前Macintoshを販売していたころ、よくお客様のデスクにセッティングした。当時はMacintoshの段ボールをあけると「Open Me First !」のパッケージがあり、6色で塗り分けられたアップルマークのシールも入っていた。セッティングを終えて電源を入れるとにっこり笑ったMacintoshのイラストが音とともに画面に現れた。その時は毎回、お客様もにっこりしていたものだった。今、シールは白一色に変わったけれどAppleはこの出会いの瞬間を今も大事にしていることがよくわかるパッケージデザインだ。
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