始発の普通列車を乗り継いで3時間30分かけて土佐上川口駅まで輪行。
窪川駅からは土佐くろしお鉄道に乗り換え。乗り換え時間が30分以上あり、お遍路さんと話したりした。
土佐上川口から最初の目的地である道の駅ビオス大方までの道で塩を作っている施設を発見。塩水の濃度をあげていってにがりをつくる。国道に隣接した場所にあったので驚いた。
道の駅で朝食を食べるために早起きしたようなもの。ここは昼ご飯を食べようと思ってもとにかく人が多いのは間違いないので、それならばという事で朝ご飯を狙ったら、空いていた。というか、朝からこんなところでご飯を食べる人がこんなにいるのかという驚きの方が大きい。名物のカツオバーガーが意外と美味しいと前日に知人に聞いたので注文。あっさりとしていて鰹の旨味や食感も良くて、ドリンク付きで400円は安かった。
黒潮町入野の海岸ではTシャツアート展の初日で、1000名が参加した裸足マラソンも開催されてにぎわっていた。ただ、Tシャツがたくさん干してあるだけ、と言えばそれまで。でもそこに県内外から観光客がやってくるのだからすごいし、25年も続いている。
EOS Kiss X7 を購入して使い方がまだ良くわかっていないままにシャッターを押したが、一眼レフはコンパクトデジカメと違ってシャッターを押す瞬間に撮影できるのと連続撮影できるのがいい。GRも良いカメラだけれど2台を使い分けて楽しめそう。
朝どれのキュウリも美味かったし、たっぷりの塩で塩分補給もできた。
中村までBROMPTONで走行。宿を探そうとしたけれど流石に連休初日は空いていなさそうなので頭を切り替え、全く想定していなかったバス輪行する事にした。中村駅前で1時間の待ち時間を本を読みながらつぶし、小さなバスで口屋内まで1時間800円。さらに先の江川崎まで乗り継ぐつもりだったけれど、バスが遅れていたのと、バス停の横で打っている鮎がおいしそうだったので下車した。鮎は今まで見た事が無い大きなものでたらこのような大きさの卵を抱えていた。500円は安いし、美味いし、お腹いっぱいになった。皮が一番美味しいかも。
口屋内から頑張って十川、そして窪川までいけたら良いなと考えていたけれど、結局十川駅までで力も時間も尽きた。ゴールデンウィークの四万十は人も車も多くなっていて、カヌーもたくさん出ていた。次は是非カヌーに乗りたい。
道の駅しまんと十和で遅い昼ご飯を食べようと立ち寄ったらオーダーストップが過ぎていたので売店で田舎寿司とジンジャエールを購入。田舎寿司は野菜や昆布、漬け物などを使った寿司で素朴でヘルシーで美味しい。
十川駅の場所を示す道路に設置された看板には「国鉄」の文字が残ったまま。国鉄だったものがJRに売られて、さらに土佐くろしお鉄道に売られた路線という事になる。
走行距離は47キロメートルだった。これくらいが限界だ。
投稿情報: 18:39 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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高知市内でうどんを食べようと思って家を出て、ついつい土佐山にあるホテル・オーベルジュまで行ってしまった。鏡川沿いに北上し、鏡川ダムまで行く途中にも苦手な上り坂があったけれど、ここまで来たのだからもう少し行ってみよう、、、の繰り返しで、オーベルジュまでの山道を含む道程は約16キロメートルだった。
オーベルジュではBromptonをフロントにあずけて温泉に。「これ、自転車ですか?」のよくある反応。露天風呂が気持ちよく、お客さんも少なく、温度もちょうど良いので長く浸かっていることができた。温泉から上がって、汗を吸った冷たいシャツをまた着なくてはならないのは残念だったけれど、なにしろ行き当たりばったりのサイクリングなので仕方なし。
さて帰り道は3つ。来た道、東よりの少し大回りの道、最短だけれど途中に長めのトンネルがある道。ホテル横の売店で聞くと、トンネルは自転車も通れる歩道がついているし、距離も近いということだったので3番目を選択。ところがこの道は勾配がきつかった。途中で道を間違えたのではないかと思ったけれど、iPhoneの電波も届かないし、方角としてはあっていそうだし、何より合っているかもしれあいからとにかく前進。それでも頑張って、脚をつかないようにしていたのにトンネルの手前の100メートルくらいは押して上った。そしてトンネルは細くて歩道も細くてとても自転車では通れないので、車道を走行した。
高知には「良心市」がたくさんある。無人販売所のことで、だいたい一袋100円で、穫れたての野菜、果物と支払のための貯金箱のような賽銭箱のようなものがチェーンで盗まれないようにおいてある。カメラを水平にして撮影すると坂の傾き加減がよくわかる。小さいけれど甘いと書いてあったミカンは一袋200円。坂で苦労しているので荷物が増えるのは嬉しくないけれど美味しそうなので1つ購入。この良心市のシステムが成り立つのは良い地域だということ。大阪等ではまず有り得ない。商品が盗まれる、売上が盗まれる、異物混入、そもそも道にそんな物置けない、、、。坂を上るとき、一台の車が良心市に泊まっていたので抜いたら、そのうちに抜かれ、また次の良心市で抜いて、抜かれて、、どうやら良心市で何かを売っているのを探してはしごしているらしかった。
そしてトンネルを抜けると円行寺口までずっと下り坂。途中に巨大な銀杏の気があり、見事に紅葉していたのでBromptonと一緒にパチリ。
家に着いて着替えていると、あっ、温泉の更衣室のカギを持って帰ってしまっていた。まさか、いまからあの激坂は上れない。電話して詫びると高知市内の系列ホテルに返却しても良いということで持っていった。
走行距離は約30キロ。そのうちの10キロくらいは下り坂でこいでいない。けれどこれくらいの距離がリミットに近い。自分の体力ではノーマルのBrompton M3Lではあの坂道は無理。Bromptonの輪行しやすさは魅力だけれど、こうなるとロードバイクにも乗ってみたくなる。GIANTのDEFY3あたり、どうかな?
投稿情報: 10:58 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II, 旅行 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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安芸駅には土佐くろしお鉄道で輪行。土佐くろしお鉄道は県西部と県東部の両方に線路があり、東部の線はごめん奈半利線。JR後免駅が土佐くろしお鉄道のごめん駅で、JRから乗り換え無しで直接乗り入れている列車もある。あかおか駅あたりからは太平洋がどーんと見える。
安芸駅から釜揚げちりめん丼定食を食べに高園茶屋へ。釜揚げちりめん丼はご飯よりもはるかにちりめんじゃこの方が多くて、ゆずの香りがして、いろんな丼を食べてきたけれどこれはトップクラスの美味しさだった。
安芸といえば岩崎弥太郎の生家があるところというわけで尋ねてみた。電車で輪行して安芸に来て、自転車でうろうろ出来るというのはやはり良い。弥太郎の家はきれいにされているけれど管理人はおらず無料で見学することができた。庭石を日本列島に見立てておいていたという庭はそのままだった。大きな志をもった弥太郎や龍馬がたかだか150年前に生きていたというのが不思議な気がする。弥太郎の家のすぐ近くに神社があったので行ってみたけれど、きっと岩崎家の人たちも何度も訪れたのではないだろうか、そんなこと思った。
海岸まで下るとそこにはちりめんじゃこ通りがあり、道の海側にはちりめんを天日干しする簀の子のようなものが並んでいて、道の山側には釜茹でする加工場がある。
赤野駅までBROMPTONで走ったところで高架の高野駅ホームに上がってみると列車の時間が近い、たまたまだけど、これを逃すとしばらく待つことになっていた。午後の日差しが太平洋に反射して車窓からの眺めはとても眩しかった。
投稿情報: 21:01 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II, 旅行, 輪行, 食 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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十川駅は「とおかわえき」と読む。駅で「そがわ駅まで一枚」というとしばらくして「とおかわえき」ですね、と。JR予土線窪川駅で乗り換えが40分弱あって、一両の汽車が走り出すとすぐに四万十川が見えてきた。土佐大正、土佐昭和というえきもあった。十川駅も、後でわかったけれど次の半家駅(はげえき)も川沿いにあるのに駅は山の斜面にある。高知県は県土の84%が森林、つまり山でこの辺りは山か川かしかないと言っても良いくらいなので駅が斜面にあるのもうなづける。このとさくろしお鉄道のキャッチフレーズは「GREEN VIEW ! GREEN WIND ! GREEN FEELING ! 全席グリーン」。
十川駅前からBROMPTONで道の駅とおわまではあっという間で、食堂でおすすめの「とおわ秋のかご膳」を相席で食べた。どれも地元の食材で栗も手長海老も芋も美味しかった。出てくるまでに時間が少々かかったけれどそれもおかずの1つということで。この道の駅はデザイナー梅原真氏が関与していて、あの「四万十川新聞バッグ」も売られていた。何も無いと嘆くのではなく、足元にあるものを宝にすれば良いという典型で、1つ買おうと思ったけれど今度はレジが結構な行列で時間がさすがにもったいなくなって諦めた。
トンネルがいくつか続くことはわかっていたのでサングラスはトンネルを過ぎてから使用。1つ目の沈下橋は半家沈下橋、次は中半家沈下橋。中半家沈下橋に行こうとして1つ手前の小道を四万十川の方へ向かってしまった。そこに岡山ナンバーの車でつりにきたひとが「ほとんど鳥取との県境から来ましたが遠いですね。あっちは9月25日に解禁が終わってしまったんですよ」といっていた。釣りをするためだけに半日以上かけてやってきたらしい。それだけの価値があるということ。ここ最近は雨が降っていないため川の水は澄んでいてそこの様子まできれいに見える。沈下橋の上から見るとゴリなどの魚もよく見えた。こういうところで川遊びができる子供たちはいいなぁ。
長生沈下橋を過ぎて道は川の東側に移り、急に道幅が狭くなる。ところがしばらくすると右膝あたりが痛みはじめ、次に両足膝が痛みはじめた。勝間沈下橋あたりからは我慢できなくなって休憩を頻繁に入れながら走らなければならなくなった。京阪神地方を走っていた時は。「痛くなったら、すぐ、輪行」して適当に帰ることができたけれど四万十は事情が違って線路は無いしバスも見かけないしタクシーも期待できず、とにかく自力で走り抜かないといけない。タイヤの空気圧を5.3BAR程度まであげていたのでBROMPTONは軽快に走行していたのに、足がたまらなく痛くなってからは重い重い。でも予感があった。何しろ走行予定距離は50キロを超える。経皮沈痛消炎薬を携行していたので時々塗りながら走行した。
勝間沈下橋で緑のBROMPTONを発見。その後別々には知ったのだけれどほぼ同じペースだったようで、次の沈下橋で休んでいると彼と一緒になった。彼のはS3Lでこちらのキャリアをうらやましがっていたけれど、こっちにすれば6速がうらやましいというと、なんと内装ギアが故障したままで外装の2速で4、5段しか使えないという。彼は健脚の持ち主だったわけで、自分にとって一番うらやましいのはその脚だった。
高瀬沈下橋、三里沈下橋、そして佐田の沈下橋を見て中村のホテルに到着した。ホテルの温泉につかって物産館の横にある「いちもん家」でおつまみセットとビールで落ち着いた。
翌朝は近くの不破神社に行くことにして、行ったからにはおみくじで運試し、なんと「一番」「大吉」でいふことなし。四万十川を渡ってトンボ王国(=四万十市トンボ自然公園)へ。ナショナルトラスト運動でトンボの生きる環境を保全するために志ある人たちがこういうところを作るんだなと関心。秋だから花盛りとはいかず、それでも小さな花をたくさんつけた草があり、近づいてみるとハチの羽音がすごかったので驚いた。目が慣れてくるとハチの多いことにさらに驚く。トンボの「接続」については初めて説明を見聞きした。トンボは種類も多く、四万十だけでも72種あり、それぞれが固有の特徴を持つ。またトンボと呼ばれるものは羽根に結節があることや縁紋があることなど、その縁紋は有害振動つまり「フラッター」を防止するためにあること等を初めて知った。お客さんは自分を入れて10人も居ただろうか?頑張ってあり続けてほしい。「あきついお」とは「とんぼ」と「うお」のことで、トンボと言えば「目」、魚と言えば「うろこ」で、「めからうろこ」にもかけた造語だそうだ。
JRの出発時間までまだある、というわけで四万十川の昨日走行した側の反対側を上って佐田の沈下橋にもう一度行った。すぐに脚が痛くなって半分後悔したけれど、桜並木が土手に続き、実に走りやすく気持ちのよい道だった。春に行きたい!
脚が痛いのと景色が良いのと、整備された休憩所があったことで休んでいたらJRの発車時刻が近づいていることに気がつき、猛然とダッシュするもまたまた猛烈に脚が痛くなって大変だった。ナントカ間に合う。JR土佐久礼駅で途中下車。大正町市場でカツオのタタキを食べるのが目的。期待が大きすぎたのかもしれないけれど、それ以上に大きかったのは一冊(さく)分のカツオの量。カツオだけ食べるわけにもいかずご飯をお代わりして、ますます食べ過ぎになってしまった。大地震と大津波が来ると言われているが、まちのあちこちに標高を示すプレートがあり、中には1854年の津波の高さが示してある柱もあった。やはり「津波てんでんこ」で自分のことだけ考えてとにかく早く高いところへ逃げる以外に方法はなさそうだ。そして土佐久礼駅から各駅停車でウトウト、のんびり帰途についた。四国四県それぞれ特徴があるけれど、四万十川のユッタリ間は他県にはなさそうで、これは1つの資源だと思った。
iPhoneのOSのアップデートによってパノラマ写真が撮影できるようになった。本体を動かしてきれいなパノラマが撮影できるというのは全くすごい発想で、さすがAppleだ。何でもできないことは無いということ。
投稿情報: 11:11 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II, 輪行, 食 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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友人が尋ねてきてくれたのでひろめ市場でまたまた美味しい塩タタキ、ウツボの唐揚げ、青さのりの天ぷらなどでお腹いっぱいに。
翌日は雨も上がり、日曜市の散策を楽しんだ友人と合流し、MINIにBROMPTONを載せてもらって仁淀川へ。名越屋沈下橋を見て、目的地の土佐和紙工芸村(クラウド)に。レストラン、温泉、ギャラリー、土佐和紙の手すき体験と販売もある場所。
紙すき体験は色紙、ハガキ、それぞれ無地か草木入りかを選べる。草木入りにすると施設が用意している草や花から葉や花びらをちぎって和紙の上にのせることができる。友人2人は色紙、自分はハガキでそれぞれ2枚と8枚作ることができた。肝腎の紙すき自体はあっという間の体験で、草花をのせる方が時間も頭も使った。なかなかのできばえ。
紙が乾くまでの間に昼食。日替わりランチをコースにしてもらって1500円。
そしてクラウドでお別れ。そこからはBROMPTONで約1時間で帰宅した。お土産に頂いた日本酒「獺祭」は全国でも知られる名酒。カワウソの祭りと書いて獺祭。蔵本のホームページに寄ると「獺祭の言葉の意味は、獺が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするようにみえるところから、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事をさします。」とのこと。さて、何を並べようか。
投稿情報: 11:34 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II, 旅行 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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投稿情報: 15:02 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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投稿情報: 21:27 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II, 旅行, 輪行, 食 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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慶佐次ヒルギ林までアダ・ガーデンホテルから1時間もかからずに到着。ヒルギとはマングローブの仲間の総称ということは前日に美ら海水族館で知ったこと。400メートルほどの遊歩道を歩く予定だったけれど、講演に看板に「自転車を利用するときは、測道をゆっくりと。」とあるではないか。つまり自転車でヒルギ林の近くを走ることができる。そこで、車からBromptonを出して測道を走った。マングローブの横を走ることができるのはわずかな距離だったけれど、沖縄で初めての自転車走行には満足。
そしていよいよ、宇古利大橋へ向かう。ヤンバルの森を抜けて島の西側に出て、58号線から屋我地島を通り、宇古利大橋を車で渡った。本島で最も海がきれいな橋と言われるだけあって様々な青色に輝く東シナ海はこれまで見た中で最もきれいな海だった。
宇古利島は海水浴客もいて有料駐車場しか空いていなかったけれど、そこに駐車してからBromptonを出し、今通ってきた橋を一往復することにした。ヘルメット、帽子、長袖のジャージ、手袋という装備で漕ぎ出すと、空の青、海の青、白い雲、白い砂、心地よい風、Brompton、、、「宇古利島の海に向ひて言ふことなし」であった。
つい先週まで台風が居座り、今は本州が雷雨に襲われているというときに快晴の宇古利島を自転車で走れたのは奇跡といってもいいかもしれない。
同行者の意向もあって次に向かったのはブセナテラス。そこで別行動となったのでBromptonで万座ビーチまで往復した。交通量はそこそこ多いがそれでも気持ちよく走れた。沖縄はもともと自転車に乗る人が少ないらしい。たまに幾から呑気なことが言っていられるのだろう。ブセナテラスも万座ビーチも有名なリゾートだけあって敷地に一歩入っただけで雰囲気が変わる。今回宿泊したヤンバルの静かなアダ・ガーデンホテルとは違う魅力がある。
投稿情報: 22:19 カテゴリー: BROMPTON, GR DIGITAL II, 旅行, 輪行 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
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