慶佐次ヒルギ林までアダ・ガーデンホテルから1時間もかからずに到着。ヒルギとはマングローブの仲間の総称ということは前日に美ら海水族館で知ったこと。400メートルほどの遊歩道を歩く予定だったけれど、講演に看板に「自転車を利用するときは、測道をゆっくりと。」とあるではないか。つまり自転車でヒルギ林の近くを走ることができる。そこで、車からBromptonを出して測道を走った。マングローブの横を走ることができるのはわずかな距離だったけれど、沖縄で初めての自転車走行には満足。
そしていよいよ、宇古利大橋へ向かう。ヤンバルの森を抜けて島の西側に出て、58号線から屋我地島を通り、宇古利大橋を車で渡った。本島で最も海がきれいな橋と言われるだけあって様々な青色に輝く東シナ海はこれまで見た中で最もきれいな海だった。
宇古利島は海水浴客もいて有料駐車場しか空いていなかったけれど、そこに駐車してからBromptonを出し、今通ってきた橋を一往復することにした。ヘルメット、帽子、長袖のジャージ、手袋という装備で漕ぎ出すと、空の青、海の青、白い雲、白い砂、心地よい風、Brompton、、、「宇古利島の海に向ひて言ふことなし」であった。
つい先週まで台風が居座り、今は本州が雷雨に襲われているというときに快晴の宇古利島を自転車で走れたのは奇跡といってもいいかもしれない。
同行者の意向もあって次に向かったのはブセナテラス。そこで別行動となったのでBromptonで万座ビーチまで往復した。交通量はそこそこ多いがそれでも気持ちよく走れた。沖縄はもともと自転車に乗る人が少ないらしい。たまに幾から呑気なことが言っていられるのだろう。ブセナテラスも万座ビーチも有名なリゾートだけあって敷地に一歩入っただけで雰囲気が変わる。今回宿泊したヤンバルの静かなアダ・ガーデンホテルとは違う魅力がある。
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