大阪歴史博物館で開催されている
特別展「聖地チベット ―ポタラ宮と天空の至宝―」
に行ってきた。
頭蓋骨を使った器(?)や真鍮で造られたと思われる千手観音像などがあり、文明の高さとチベットという土地がこれらを保存するのに適した気候であったのだろうということを思った。
そんな中で父母仏和合像というのがいくつかあった。これは父と母が向き合って、抱き合っている姿のものである。その多くは父の上に母がまたがるようにしているもので、なるほどそれは神聖で、力があって、過去と未来をつないでいるものを表しているように感じた。
ただ、向き合っていて、あの辺りはどうなっているのかとついつい凝視してしまったり、腰をかがめであの辺りが良く見えるように首を曲げてみたりしてしまっていることに気がついて慌てて姿勢を元に戻したりしていた。でも周りの人を見ると同じように、あるいは自分以上に熱心に見入っている女性もいたりして、こちらのほうが恥ずかしくなるような気がした。
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