万博公園をくるりと回ってみようと思って走り出したら、伊丹空港まで行ってしまった。距離は18キロ余りで、最高速度は36キロ出たみたいだ。結構のぼりがあった分、下りもあったのでそこで速度を稼いだのだろう。この季節はトレーナー一枚でちょうど良いけれど、さてこれからあつくなってくるとどうなることか?
伊丹空港にはスカイパークという公園がある。
この公園は管理人もいるし、駐車場も整備されていてなかなか眺めが良いことは知っていたけれど、今日は駐車場がいっぱいで順番待ちだし、近くの路上は違法駐車が目立っていた。こんなときでも自転車はヒョイヒョイと走って駐輪することができるのが良い。離着陸を見るのは多くの人にとって楽しいもの。でもそれは民間機のことであって、軍用機は別。今日は徳之島で基地移設の大反対集会が行われたらしい。
飛行機の迫力を感じるのは、やはり千里川の土手。ここまで近いと怖さを感じる。
伊丹空港といえば、橋本大阪府知事が不要論をぶち上げて騒ぎになっている。ちょうど豊中市長選挙が公示され、伊丹空港存続派の二人が競い合っている。どっちにしても豊中市や伊丹市は空港存続を望んでいる。実際、関空は大阪北部からはかなりアクセスが悪いし、それを解消するために新交通システムを作るというのもまたまた公共事業でいかがな物かと思う。公共事業の柱は、「平場」「筋物」「箱物」といわれ、それぞれ「空港」「道路」「建物」をさす。伊丹空港への着陸には梅田上空を降りてくるしか無く、梅田の高層化の妨げにもなっているという話もあるが、とってつけたような話でもある。いずれにしても狭い関西に大きな空港だけで3つもあり、赤字を生み続けるという事実は何らかの解消を見ないと行けないのは確かなこと。さて、どうする?
阪急服部駅から輪行。曽根駅の方が空港には近いが曽根駅は高台にあるので最後のコギが結構きつい。そこでむしろ少し下がったくらいに感じる服部駅に行ってみた。そこから輪行。阪急電車は本当に安い。
服部駅ののぼりホームには大きな木がある。天井を突き抜けていて、その様子はストリートビューで見ることもできる。良寛さんの話に床下から木がのびてきて、邪魔にならないように床板を取り除き、天井も屋根も木のために穴をあけてあげたという話を思い出した。
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