滋賀の近江八幡は建築家ヴォーリズが終の住処とした土地らしい。関西学院大学、神戸女学院、同志社、心斎橋大丸などなど多数の建築で有名で、赤煉瓦、クリーム色の壁などが独特の雰囲気を作り出している。メンタムの会社も彼が作った。
近江といえば近江牛となりそうだけれど、、、高い。ので、やめた。さてどこでお昼にしようかと歩いていると「おいしいおうどんとおでんを出しています」と良いながらチラシを配る人があり、定食が680円ということだったので「市」という見せにいくことにした。
市はどう見ても夜の営業をしているスナックを両脇に見ながら建物を進んだ突き当たりにあった。とってもわかり難いのが難点。うどんやそばもあったけれどおでん定食にした。おでん3品(ただしスジは除外)を選ぶと、近江米のご飯、ミニうどん、自家製つけものがセットでボリュームもあるし、なによりすべてが美味しい。おでんは赤こんにゃくも厚揚げもしっかり味がしみ込んでいるし、ご飯もおいしく、うどんは甘めの出汁がこれまた良くて、それで680円はとっても安い。
次はCLUB HARIEで紅茶とケーキ(こっちの方が高い)。ヴァレンタインシーズンだったのでケーキ皿にはチョコレートとジャムできれいにデコレーションしてあった。ケーキも紅茶も美味しく、紅茶はポットに残っている2煎目が出過ぎになるのでお湯を追加してくれた。おかげで紅茶は3杯も飲めた。
この店は「市」とは違って最もにぎやかな場所にドカーンとあって人も多い。もともとは近江八幡の和菓子屋さんなんだそうだけれど、有名なバウムクーヘンも紅茶も近江八幡ともヴォーリズとも関係なさそうで、浮いているけれどにぎわっているといったところは湯布院のケーキ屋さんなどと一緒だと思った。このお店はバウムクーヘンやケーキの売店とカフェが併設されているのだけれど、カフェの場所が分かり難い。とはいえ、そのカフェにも少し待ちの行列ができていたから繁盛しているのには間違いないか、、、。
ところで、店の名前はどちらも「どうかな?」と思う。何の店かわからない、看板を見てもそれが店の名前だとわかりにくい、どう読んでいいのか、どういう意味なのか、、、?「トラットリア・◯△・×※▽」よりはマシと思うけれど、、、店の名前を付けるのは結構難しい。
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