ケアンズのスーパーマーケットwoolworthsは日本のスーパーとはやはり違っていた。
パンは焼きたてパンコーナーがメインであったがシンプルなパンばかりでクリームを使ったものも無く、揚げパンも無く、日本ほど種類が無い。いくつかパンを買ってみたが、これがとても美味しく、パン本来の味がすると言った印象。
野菜や果物がみずみずしく、過剰包装でないし、ジャガイモなどは土がついたまま並んでいる。自然の風味がそのまま損なわれていない。産地から消費地までが近いのか、どれも穫れたてのようだった。
肉は安い、という感じ。何かと物価が高いと感じていたけれど肉はどうでも無い。それにしてもダイナミックにカットされたハムがてんこ盛りだ。大型の車でやってきてドカーンと大量に購入しているようで、カーゴ2つを押している人もいた。そういえば、写真は無いけれど買い物かごなのの形なのだけれどキャスターと取っ手がついていて転がせるものもあった。
派手な歯ブラシ。どうしてこういう色使いになるのか不思議だけれど、アメリカでもドイツでもプラスティック製品はこういう色のものが多いようだ。この歯ブラシの中にはブラシの中央部に円形に毛が植えられて部分があり、それがクルクルまわると思われるものがあった。
そしてレジはのんびり。日本のレジに比べるとPOSレジに読み込ませるスピードが全然遅い。そのくせサッカーは雑で、とにかく袋に入れればいいんでしょうという動作。歯ブラシとコルゲートの歯ブラシだけを鍵に入れて並んでいると若い店員がやってきてセフルレジを勧められた。使い方を知らないというと、教えてくれるというのでついていった。カードか現金かを選択して、ポイントカード所有の有無を選択したら、あとはピッピッとやるだけ。あっとうまにレジ清算終了。
どう見ても観光客の私に、店員がセルフレジを使うよう促してくれたのだが、この辺りの感覚は日本とは少し違いはしないか。日本のスーパーでセルフレジが導入されている場合、混雑しているレジの中から買い物点数の少ない外国人観光客をセルフレジに連れて行って、使い方を教えて決済させるということはなかなかしないように思える。・・・人生発のセルフレジ体験はこうして終わった。
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