日曜日、、、、折角の休みなのに、盛大に雨が振っているのでBROMPTONには乗らない。最近は自転車ツーキニストの増加や自転車ブームで自転車の交通事情が話題になることが多くなった。その一つが「携帯電話」と「傘さし」。雨の日でも(晴れの日の日傘も)傘をさして自転車を片手運転することは法律で禁止されているらしい。ではどうする?カッパ?ベトナムのようにビニールのカバーのようなカッパの代用品?何も着用しない?・・・カッパにしても、例えばイオンに自転車にカッパで買い物に行ったら、カッパはどこで脱いで、どこにおくのか。とてもとても現実的ではない。自転車が歩行者をひいて大けがをさせる事故が増加しているらしい。自転車には任意保険もなく、場合によってはきわめて巨額の補償金を負担することにもなるらしい。1年のうち、2ヶ月弱が梅雨で、冬には雪も降る国なのだから、この現実に行政も市民もどう対応していくか知恵を出さないといけないのだろう。
東北に仕事に行った後、しばらくブログを更新していない。東北で起きていることの現実と、ブログという現実離れした、匿名の独り言を書く意欲がわいてこなかった、と言おうか、気分がなかなか、そうならなかった。
本のこと。
柳澤佳子著 「いのちと放射能」
広瀬隆著 「福島原発メルトダウン」
いずれも原発推進派には煙たい存在の本だろう。しかし、今の経済産業省や東京電力が言っていることが一方的な見地からの、極めて偏った話であるかが良く分かる。例えば、レントゲン撮影と比較しても微量だから安心、半減期が8日だからすぐに弱くなるので安全、アルファ線は紙1枚でも透過できないから安全、原子力発電に多くを頼っているから原子力は必要。どれももっともらしいけれど、事実かもしれないが真実は違うところにある。放射線は微量でも危険であるということ、原発の発電効率が低く余分な熱の放出が非常に大きくてクリーンとは言えないこと、紙1枚透過できないものでも、肺等、体内の直接取り込んで細胞と引っ付いたときには莫大な被爆量に等しい影響を受けること、原発はコントロールしにくいので、原発が一定の運転をするために火力や水力発電をわざわざ停めていることなどなど。 原発関連の仕事や研究で飯を食っている人はたくさん存在するだろう。その人たちの仕事の保証も必要かもしれないが、たった一つの原発が制御できなくなった時の被害額と比べれば少額だろう。早めに、判断するべきだろう。日本人はやさしい、はっきりモノを言わない、配慮する国民性だけれど、ハッキリと言わないといけない場面もあるはず。福島県では安全基準を巡って話題になっているが、そんな話をしていても大丈夫な状況なのか?すぐ逃げなくてもいいのか?子供たちの将来が心配だ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。