ダウンヒルと言えば格好いいが、要するに坂を降りただけとも言える。
輪行して阪急六甲駅で下車。昼ご飯は「阪急そば」。どうも自転車に乗る格好でおしゃれな店には入り難く大衆的な店を選んでしまう。ここから六甲ケーブル下駅までののぼりが本日一番きつかった。とにかく登り、それも半端ではないので早々に押して登ったが、押すのも楽ではない。以前神戸大学を訪問したときにバスですごい急勾配を登っていくバスに感心したものだけれど、同じようなところを自転車で行った訳だから無理に決まっている。道の周辺を見れば、六甲山の急斜面に張り付くようにマンションがあり社交エレベーターが設置されている。いくら神戸の山の手でも、この辺りでの生活は大変なこともあるだろう。これからいく人はバスかタクシーをお勧めします、BROMPTONでは無理。
やっとの思いで下駅まで登って来た。
次はケーブリカーに乗る。20分おきに運航されているので息が落ち着くまで次の便まで待つことにした。
これもすごい傾斜だけれど、乗っているだけなのでらくちん。片道570円だったかな。約10分で山上駅に到着、迷うことなくバスに乗るこことにした。230円でぐねぐね道を上へ下へいくとロープウェーの六甲山頂駅に到着した、230円。
さて、ここからはほとんどが下り。それも猛烈な下り。およそ800メートルの高低差を15キロメートルほどの道程で下りきってしまう。BROMPTONで峠を攻めたことはなかったのでブレーキが壊れるのではないかと本当に心配したけれど、学生の頃にバイクで峠道を走っていた頃を思い出して気持ちよかった。というか、かなり冷えた。車にブレーキを促す黄色いシマシマの舗装を通るとすごく振動した。
逆瀬川まで一気に下って、そこからは武庫川沿いのサイクルロードを南下してJR甲子園口から輪行して帰宅。膝がきしみだしたので限界だった。何しろスタートの登りがきつすぎた。
それにしても、あの急で長い坂道を上ってくるサイクリストが数名いた。もちろんロードバイクとマウンテンバイクだったけれど、自分には真似できない。坂道の脇にイノシシの子供の死骸があった。六甲山の登山客がイノシシに教われたというニュースが流れていたが、車にはねられたと思われるイノシシはニュースになることもなく、フェアではないがそういうものか、、、。
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