BROMPTON M3Lのリア・タイヤチューブ交換のつもりが、イロイロ交換。
自転車の掃除はするものだ。といっても雨の日は乗らないし、玄関においているのでそんなに痛んでいないはず。とはいっても、3ヶ月に1度くらいのペースでホコリを拭き取り、リムやスポークの汚れを布で拭き取り、タイヤの空気を補充し、チェーンの注油するというのがパターン。以前も掃除をしていてフロントフォークのペインと剥げを発見したことがあった。
タイヤの空気はどうしても漏れるもので、気がついたら指でつまんでタイヤが凹むようでは空気圧が下がっている証拠。今回もBROMPTON附属の空気入れで入れていると、どうもリアタイヤは空気入れを前後に動かすのにあわせて少し空気が漏れる音がしていた。それでも空気を入れて空気入れを外し、キャップを取り付けているときにわかった。チューブが破損していたのだ。バルブを指で左右前後に動かすと勢い良く空気が抜けた。
これはいかん、ということでローロ大阪店に持ち込むこととなった。いつもなら少し手前の駅間で輪行して、そこからは自転車で移動するのだが、途中で完全に空気が抜けてしまうと大変なので最寄駅まで輪講した。バルブをさらわない限り急激な空気の抜けはなさそうだったが安全第一。
実は以前からM3L純正グリップがハンドルバーに固定されず、じんわりと回転してしまうようになっていた。2011モデルはグリップも改良されていて形も違っている。だからグリップも交換の候補。
グリップを交換するのなら、ハンドルも交換してみたかった。純正ハンドルよりももう少し前傾姿勢にならないかと考えていた。向かい風では自分の足の弱さとハンドルの高さからくる姿勢のために、とても重くて苦労していた。Sタイプハンドルに交換するためにはステム?というのか、ハンドルを取り付けるチューブも交換しなければならず、高価になりそうだ。とうことで、ハンドルだけ交換してもう少し下げることができれば嬉しいかも。
以前にハンドル交換を相談したときにブレーキレバーも勧められていた。いつも人差し指と中指でブレーキをかけているのでショートタイプでも良いはずだった。もしハンドルを交換するのであれば一緒にやってもいいかなと当時考えていた。
リアサスペンション、あの黒い円錐を切り取ったような形のものだが、実は2010前期モデルの純正部品はショックの吸収性はいいようだけれど、そもそも普通にまたがっただけで、ある程度変形してしまっていた(体重が重い?)。雑誌の記事で現在のサスペンションはハードタイプに変更されていると知り、それもちょっと気になっていた。
イロイロ交換したいのだけど、、、、お店に相談すると、在庫があった。ハンドルもグリップもブレーキもそれぞれ複数から選べるし、ハードタイプのサスペンションも在庫があるではないか。それぞれの部品と工賃を教えてもらって、、、結局、以上全部を思い切ってお願いした。
結果、BROMPTON M3L のテイストは大きく変化した。カッチリとした、以前よりも走る印象が強くなったし、走ってみると力がより伝わっているし、スピードも出せていると思う。ハンドル高は3センチほど低くなっただけでもずいぶんと違う。色もシルバーから黒(つやあり)になって精悍なイメージが強くなった。 ブレーキはスプリングが入っているので手を話すと一番開いた状態に戻る、とてもすっきりしたデザインとなっている。グリップもふわふわした感じからカッチカチになった。手のひらの汗が気にはなるものの、低価格なので文句はいえない。サスペンションは文字通りハードで、体重をかけてもビクともしない。路面の表情をそのままお尻に伝えることになるけれど、きっとこれでもサスペンション機能は果たしているのだろう。古いサスペンションも保存しているので、いつかつけ直してみても良いかもしれない。
店を出て、その足で都合20キロメートルくらいは走った。まちの自転車屋さんの前で信号待ち、店頭に並ぶママチャリや子供用の自転車をみていると、なんと今日のカスタマイズ費用より安い金額で一台の自転車が買えてしまうではないか。しかしもうママチャリには戻れないし、戻るつもりもない。
ところで、久しぶりに「BRPMPTON」のロゴを2つ発見した。これで18個目。もうあきれる。ここまで書かなくてもいいんじゃないか。
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