素晴らしい美術館だった。植田正治の写真集を購入したのは2年ほど前のこと。大阪の書店の企画コーナーのテーマは「写真」だったろうか、「夏」だったか?とにかくそこにあった写真集が気に入って求めた。演出写真は好みが分かれるところだけれど、自分は好きなほうだろう。
岸本町立の美術館にはJRで岸本駅まで行き、そこからはタクシー。歩いていけるかなと考えていたけれど、若い人でも無理だと思う。
特に印象に残った3つは、1階の展示室にあったヨーロッパで撮影した、ピストルの玩具を持ってこちらを見ている少年の写真、巨大なカメラの中に映し出された逆さまの大山、廊下から見た大山だった。僅か1時間しか滞在できなかったけれど、やっと訪問できた。というのも、以前訪問しようと思った時は冬期閉館期間中だった。
ローカルに生きた植田正治の大好きな鳥取の自然の中に、しっかり立っている美術館。いつかまた行くことになりそうだ。
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