せっかくの休みで天気がよい日=自転車に乗りたくなる日、ということでさてどこに意向か思案して、宇治に行ったことが無いことに気がついた。平等院の工事の際に鳳凰堂の鳳凰の彫刻を地方で見たことがあったけれど、平等院は10円玉でしか見たことが無かった。
長岡天神から東へ走り、中書島をすぎて宇治川沿いを南下した。水量も川幅も結構あるけれど、川で遊んでいる子供も大人もいないのがすこし不思議だった。それほどに暑かったのかもしれない。宇治についてみるとよくある観光地で飲食店やお土産屋さんがたくさんあったが、やはりお茶関係のお店が多く、お茶を煎る香りも良くした。
汗だくのジャージ姿では店を選んでしまうもので、悪気は無いが「宇治チャンポン」でチャンポンと餃子をオーダーした。大阪なら「宇治茶ンポン」くらいボケそうなものだけれど、そこは京都。
宇治川を登ると天ケ瀬ダムがある。宇治から3キロ弱だけどずーっと登りで、ハーハー良いながらダムに到着。Bromptonをくくりつけようと思った支柱をよく見ると、ナナフシのような昆虫が交尾の最中で、これは失礼、ということで別の鉄柱を探してくくりつけた。戻ったときには儀式は終了していた。
ダムの一番高いところを歩いていると登って来た高さを一望できる。結構登って来た。リアのスプロケットを交換していたことと、ハンドルを少し下げて、サドルを後に目一杯ずらしたことで、膝も痛くなく最後まで何とかこぎ続けることができた。宇治に戻る時はずーっと下り坂。下り坂はすばらしい!人生も下っても良いではないか。
同じ道を戻るのは芸が無いので今度は真西に向かい、大山崎駅から輪行した。走行距離は35キロくらいだけれど、ペットボトルの水3本、宇治で冷やし飴1杯、コンビニでガリガリ君1個を口に入れて暑さをしのいだ。今度は少しでも早起きしてから走ろう。それとGR-DigitalIIを忘れないようにしよう。iPhone3GSのカメラでは物足りない。平等院の見学は次回の楽しみにとっておくことにした。
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