20年ぶりくらいだろうか、再読した。東京の大型書店で平積みされていたほどに3.11以降注目されているようだ。読んでいるうちに「これはあのパターンだ」とおもって読飛ばした部分もあったけれど、国内/国際の民族問題、食料問題、エネルギー問題、経済問題、農業問題、医療問題などなど実に的を射た「独立」の切り札の内容は現在でも光を失っていないのが不思議。要するにこの20年間、概ね何も解決していないということだ。
「自炊男子」の巻末に紹介されていたので読んで。そういえば1年ほど前に別の人から勧められたのに読んでいなかった本。就職活動編だったが、非常によいないようだった。今の大学生は就職競争に駆り立てられているけれど、それまでに人生を考えることも求められていないのに急に自己分析、業界分析、企業研究、エントリー、面接対策、、、そして少ないイスを手に入れてもあっという間に辞職。そんな彼らにお勧めしたいし、彼らを支援する人にも読んでほしい良書。
これは良い本だった。自炊を通して男子大学生が成長していくストーリーの小説。やはり「食」は深い。人との関わり、農業との関わりについて考えるようになり、主人公は自分の行動を変えていく。生きる方向を見つける。
天下りというのがあるのは知っているつもり。この物語は、よく批判されている天下りを題材にしてかなり大げさな展開させたもの、と感じていたが解説を読むと過度に大袈裟でもないようだが、なるほどそこまでひどいものなのか?面白かった。大阪市が市長選を終えて注目されている。さてどうなるか?
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