知らなかった。
ふとしたことから気がついたのだが、ヘッドライトは取り外し可能、というか、ここでも外せたのだ。
台座ごとはずすものと勘違いしていたけれど、ライトだけが外せるのだった。ただ、ライトだけ外すとどうも落ち着きがなく、ころころと転がっていきそうだし鞄の中に入れていても行方不明になりそうな気もする。でも、こっちの外し方のほうが如何にもクール。
これで13個目。シフトチェンジのレバーを撮影しようと思ってカメラを向けたら、あれれ?ここにもBROMPTONの文字があるではないか。一台の自転車に13か所も書いてあるのはハッキリ言って書きすぎだろう。ところで、このレバーを動かすと、後輪の軸の中に入っているチェーンのようなものが出たり入ったりする。このことによって内装シフトチェンジが作動する。どういう仕組みになっているのか分からないが、チェーンのような形から、中で何かを動かしているということは想像できる。
フックは前輪の左側に取り付けられているが、細めのステーについている割にはしっかりとしている。ところで、フックを受ける部分には保護用だろうか、透明のシールが貼られているが、これはすでに痛んできた。きっと気にすることはないのだろう。
他の自転車の構造を知らないけれど、面白い。
前輪を折りたたもうとしたときに、まずは前輪のフックを後輪が取り付けられているステーに乗せて、前輪の重量を後輪が受け止める。次に車体中央のチューブが後輪に接することでその重量を後輪が受け止めていた。絶妙の設計になっているなー、とまたまた感心した。
さて、そのあとは御堂筋まで出て、中之島へ。ここで何枚か写真を撮る。天気は曇り。やや危険な雲もあり。淀川を自転車で越えて私鉄4つ分の距離を走って、そこから輪行して帰宅した。都合3時間弱は自転車をこいだと思う。
後輪のランプの近くから500円玉程度の大きさ、厚みは1センチくらいのゴム?がある。これがサドルを下げたときにポストに接する程度にセッティングされている。この部品によって車体をお持ち上げても折り畳んだ後輪が固定されて、ぶらーんと下に下がることがなくなっている。どうして固定されるのかしばらくわからなかったが、そういうことだった。よく考えられているな~、と感心。購入当初のセッティングではサドルを下げるときにこの部品にポストの先がぶつかって降ろし難かったが、そこは調整してもらって快適になった。写真ではかなりぶつかっているように見えるが、実は前輪を折りたたんでセットするとそれが解決される構造になっていると思われる。前輪は、ハンドルは、どうやって固定されているのかはまた後日。
さて、このロックの特徴は、1.くるくると巻く癖がついているのでコンパクトになる2.車体に取り付けたアタッチメントにセットしたままでたたむことができるというもの。このロックをアタッチメントに取り付けるときには、ワイヤーの先端を鍵に差し込んでロックした状態ではなく、ロックしていない状態でなければ取り付けられない。取り付けた後で、ワイヤーの先をカチッと奥まで差し込むと、アタッチメントに固定される仕組み。ところで、このワイヤーロックをアタッチメントに取り付けたままの状態でブロンプトンに乗ることができるということで、ロック解除のためのキーを持ち忘れていたことがあった。つまり、駐輪しようにもこのチェーンロックを使うことができないということに、、、そのときになって気がついた。それも3回も。いっそキーをブロンプトンのどこかにくくりつけておいた方が良いかもしれないと思うほど。とはいえ、よいワイヤーロックである。