８割の人と仲良く

龍馬伝II と 鰹料理

高知の明神丸にで鰹のコース料理を食べた。

高知までの車中では発売されたばかりの「龍馬伝II」を読み、そして食事。気分は盛り上がっている。

まずチャンバラ貝から始まった。少し甘めの味付けでおいしい。

そしてカルパッチョ、、、、。

とにかく圧巻は鰹のたたき。

写真は（もったいない）ので掲載しない。

わら焼きでその風味が残っているし、鰹は冷やしている訳ではなく「常温」で、厚めに切られている。全体に塩をふってたたいてあるので、まずは何もつけずにと店員さんにいわれるままに食べてびっくり。美味しいし、モッチリしていて、まったく生臭さは無く、もう絶品。鰹のたたきはスーパーでもうっているし、居酒屋でもいつでも食すことができるけれど、全く別物。地元のお酒もおいしかった。このたたきを食べることだけを目的に高知に行く価値があると思う。高知の人はいつもこんなにおいしいたたきを食べているのか。

 

「龍馬伝II」の中で龍馬が大坂の飯やでおいしい鰹のたたきを食べるシーンが出てくるが本当に大阪で土佐で食べるのと同じように美味しいたたきが食べられたかどうかはあやしいなぁ。高知のたたきがあまりに美味しかったので、大阪で注文してみる気にさえならなくなった。恐るべし、高知の鰹たたきであった。
  

 

豚太郎（ラーメン） と にんにくの思い出

二十数年ぶりに豚太郎で味噌ラーメンを食べた。

私：「味噌ラーメンください」

店員：「にんにくは、入れる、それとも入れない？」

私：「入れない、でお願いします。」

出てきたラーメンはあの時のままと思われる、何の飾りもない、懐かしい味噌ラーメン＝５００円。

「実は二十数年前にも味噌ラーメンを頼んで、その時にも同じように聞かれて、それでにんにくを入れてもらって、、、翌日の朝礼で息が臭いと叱られたんですよ」と話すと、とても”喜んで”くれた。

当時、初めて働いた街で、猛烈に忙しい新入社員時代に豚太郎で味噌ラーメンを食べた。栄養補給したかったんだと思う。翌日の朝礼で「誰だ？昨日にんにく食べたのは？」と女性社員から怒鳴られて、まさかと思ったけれど私がその張本人だった。どうしてそんなことがわかるのだろうと不思議に思ったが、今となっては接客業としては失格だったと理解できる。今日はその町に出張で来ている。

そんな経験をしながら人は育つ。それはいまでも同じことで、失敗しながら学んでいる。そういうものだと思う。口やかましい先輩もいて良かった。よく飲みに行ったし、よく遊び、よく働いた。

そういえば少し前に家に戻ると玄関が異常な臭気に満ちていた。息子の部屋に入ってみると窒息しそうなくらいニンニク臭で充満していた。マッチを擦ると爆発しそうなくらいの臭気だった。後で聞くとラーメンに生ニンニクを２ケ絞ったらしい。私より上段者である。息子にも、口やかましい先輩が現れてくれるとよいと思う。

輪行１４ 嵐山～上桂駅（・・・短っ！）

今日もいい天気なので嵐山まで輪行して桂川沿いを下る予定だった。ところが風が向かい風になってきて気温も低いので早々に切り上げた。

 

嵐山は未だ桜も２分咲きだというのに人人人。みなさんそんなに信心深いのか、このお寺ばかりの町に大勢来ている。渡月橋あたりからだと歩くと４０分くらいかかる大覚寺にBROMPTONでひょいと行ってみた。広い駐車場の脇に駐輪場があり、街灯の柱にワイヤーロックでくくりつけてから参拝した。

 拝観料は５００円。嵐山駅周辺にはあれだけいた人も、大覚寺にはほんのわずかしかいなかった。大沢池が望める大きな縁（？）にはつぼみを膨らませたソメイヨシノの枝が届いていたけれど人はいない。きっと来週の満開のころには団体さんなどで賑わうことだろう。

大覚寺を後にして、渡月橋まで戻り、奈良県の木津まで続く自転車道を走った。多分１０キロも走らないうちに向かい風の強さにギブアップしてしまった。近くの駅を探すとJRの上桂駅が、、、、そこまで行って、さっさと帰ることにした。自転車道の途中できれいに咲いている緋寒桜があったのでパチリ。近寄ってマクロ撮影しようとしても風が強くて上手くいかない。それでもパチパチやって家に帰ってみてみるとそれなりに取れていた。

 

そういえば、デジカメがなかったころは当然のことながら銀塩写真で、フィルムと現像とプリントがそのたびごとに有料で、でも良い写真はあまり取れていないものでコストパフォーマンスは低かった。それに比べれば今は何枚でもパチパチとってしまう。下手な鉄砲、数打ちゃあたる方式なので、たまたま上手く取れている写真もある。しかし、下手は下手のままで、学習しようとしないものだからいけない。以前は絞りとシャッター速度を一か八かで決めて撮影し、プリントされるまでドキドキしたこともあったけれど、今はそういう緊張感はまるでなくなってしまった。

 

imabari towel（今治タオル）

 

imabari towel（今治タオル）がおおすすめだ。

たまたま、高島屋のタオル売場でタオル雑学講座というのがあったので聞いてみた。愛媛県今治（いまばり）市の渡辺パイル織物の社長さんによるお話だった。

http://www.imabari-towel.jp/product-group/1

ロングテール、コンピュータネットワークの時代、地方にあっても世界を相手に仕事ができる。

タオルは2枚購入して帰った。

タオルは赤ちゃんの時から使っていて、使わない日はない雑貨。そういえば知り合いの出産祝いに産着を贈ったこともあったけれど、タオル生地だった。空気のようにその存在について余り意識したことはないタオル。今治の水は石灰を余り含まない軟水で、それが柔らかいタオル作りにも適しているそうだ。

ノン枯葉剤の完熟綿という話があり、「枯葉剤」という言葉に？？とおもった。世代としてはちょっと違うがベトナム戦争を思い出す人もいるだろう。ネットで調べてみるとオーガニックの綿花で「ノン枯葉剤」という表現があり、他のサイトには「通常の綿花栽培には化学肥料、除草剤、殺虫剤、そして収穫前には枯葉剤と大量の化学農薬が使われています。」という表記があって驚いた。枯葉剤というものは身近な所にあるものだったのだ。

タオルは毎日使うし、顔を洗ったり、お風呂に入ったりした後の、一番すっきりした気分の時に使うものだけにフワッとして、水分を吸い取ってくれて、そして安心安全なものが理想だと思う。その点、今日お話しされた渡辺パイル織物のタオルは安心して購入できる商品だろう。たかがタオル、されどタオル。これからは今まで以上にこだわって使っていきたい。

 

今治のタオル業界は共同してブランディングしていた。すっきりとしたデザインだし好感が持てる。

輪行１３ 神戸ポタリング

久しぶりにBROMPTONに乗ると思っていたけれど、実は一週間ぶりだった。アレ？

というわけで兵庫県の岡本駅まで輪行、そこから坂道を下って六甲アイランド、くりりとまわって六甲アイランドから神戸新交通で住吉駅まで輪行。住吉駅からメリケンパークまで走って、三ノ宮駅から輪行で帰った。やはり神戸は坂の町で、南から北に傾斜している。それも結構複雑に傾斜しているようで、たとえばJR元町駅周辺の線路は高架になっているが、それは南から見たときだけで線路の北側では効果だと思ったら俄かに坂を上って道路の方が線路より高くなり、そう思っていたら急な下り坂でまた線路が高架になったりする。今日見かけたママチャリはかなりの比率で電動アシスト付き自転車だった。BUROMPTONの３速シリーズでは結構きついし、無理かもしれない。

 

天気はまずますと思っていたのに、六甲山はかすんでいたし西からの風がきつかった。六甲アイランドははじめていったが人気の無さに驚いた。昔見たウルトラマンに登場してくる町のように人がいなかった。もっとも南には神戸外国語大学があり、その南側の海岸線は整備されてボードウォークもあり、少しは人がいた。メリケンパークは流石に人が多く、BROMPTON２台で走るカップルもいたりして、如何にも神戸に似合いそうな雰囲気だった。

ポートタワーは工事中、だけど営業中と書いてあった。本物は見たことがないけれど、なんだか、ピサの斜塔のようにも見える。オリエンタルホテルでは２０年近く前に友人の結婚式が執り行われた。今は幸せな家庭を築いている。神戸はいろいろと思い出のある町、、、、。

 

神戸は今日桜が開花したらしい。確かに咲いていた。神戸地下鉄の元町駅近くで紫モクレンが満開だったのでパチリ。モクレンの花は見たらすぐにわかるけれど、モクレンの葉は思い出せない。ハナミズキの花はわかるけれど、葉はわからない。花の命は短いものと相場は決まっているようだが、花の印象は強く残り、葉や幹の様子は記憶に残っていない。花の印象が強いのか、葉や幹は印象が薄いのか？　　　でも、桜はわかる。花も葉も幹も見れば桜とわかる。それだけ桜は身近な存在なんだと思う。

 

カニアレルギー

仕事で松江に来た。 帰りが遅くなるので駅弁を買おうとしたら、カニアレルギーの身には選択肢は二つしかなかった。この時期の山陰にカニ以外の弁当があったことに感謝すべきか？ 肉と半熟卵だけと言ってもいい弁当だった。味は想像どおり。でも完食。 そういえば今朝、駅に向かう道に面した家の庭の大きな白モクレンの木が満開だった。自分にとっては春を告げてくれる花で、これから桜がさき、一気に春になる。嬉しい季節でもあり、次の春までの時間を思えば少し切ない気持ちにもなる。花の季節の前に亡くなった人のことを毎年思うのもこの頃。 週末はBROMPTONに久しぶりに乗れるかな？

BROMPTON を うどん屋で発見！

法事で香川県に行った。法要を終えてお墓参りをして食事会場へ。食事会場は牟礼町の郷屋敷。

http://www.goyashiki.co.jp/gaiyo/index.html

ここは有名なところらしく、駐車場には関西からのバスを含めていっぱいの車。屋敷の中で讃岐うどんをはじめとする料理が食べられるので人気なのだろう。さてその駐車場でBROMPTONに乗っている人を発見！クロスバイクのツレと一緒だった。なるほど、こうやってうどんポタリングをしている人が本当にいるのだ、これも国井律子さんの影響に違いない、などと思いながら駐車場からでようとすると、あるある自転車がたくさん。何台もワイヤーロックで木にくくりつけられていた。ところが近づいてみるとアレックスモールトンが何台かあったりして、、、なかなかの光景だった。オートバイと違ってナンバープレートが無いのでどこから来たのかわからないけれど、県外からわざわざ来ているのかもしれないなぁ。

料理もおいしかったし、締めのうどんも十分満足できるものだった。

いつか、うどんツーリングするぞ！実は太めで少しやわらかめの讃岐うどんが大好きなのであった。亡くなった祖母も「うどん人」だったなぁ。「チーン、合掌。」

BROMPTONはそれだけで楽しい

乗っているだけで楽しい自転車と言っていいとおもう。

自宅周辺の天気予報は曇り一時雨。雨は避けたい、でもしばらくのっていないから乗りたい。午後日差しが出てきたので当てもなくこぎ出し、結局1時間以上ぐるりと走ってしまった。帰りは輪行でいいと思っていたのに、自転車をこいで帰ろうという気持ちに自然になった。桜並木はまだつぼみ。でももう2週間もすれば満開になる、そんなことを感じながら走れるのは自転車だし、BROMPTONならなお一層そんな風にプラス思考になるのかもしれない。

BROMPTONに乗るときの気分は「非日常」。庶民からすれば、たかが自転車に１５万円も支払っているだけでも「非日常」なのだけれど、もっと違う意味で「非日常」だ。家から手に提げて外へ出て、組み立てる。この組み立てる時間は３０秒くらいなものだと思うけれど、それぞれのパーツの仕上がりの良さを感じながら組み立てると、とても充実した感じになる。高級車のドアを開け、シートに座り、キーを回し、、、その時の高揚感のようなものが感じられる。もちろん乗ってからが楽しい。乗っているだけなのにニヤニヤしてしまう。やはり不思議な乗りものだと思う。

踏み切り待ちをしている間にパチリ。こんなに小さな店でも「ジャンボ焼き」、この自己PR力は見習いたい。

 

BROMPTON BICYCLE

本を購入した。 英語の本である。 果たして、読めるのだろうか？？

龍馬伝

飛行機よりも9000円も安いので、時間はかかるけれどJRで帰ることにした。高知駅前はすっかりリニューアルされていた。高架になっただけではなく周辺整備もなされ、昨夜の到着時も驚いた。 発車まで30分あったので、たまたま見つけた、駅前で開催されている 土佐・龍馬出会い博 に行った。大河ドラマの地元ではいつもこのようにイベントが開かれるわけでは無いだろう、力が入っていた。500円。先週はチリ地震の津波警報が画面にずっと出ていたなぁ。 「龍馬伝II」を早く読みたい！